2004年秋ドイツ2004年ヨーロッパ出張旅行 9月12日日曜日 午後、車で関西空港近くのホテルに向かう。 明日のフライトの時間を考えると、やはり1泊した方が楽だからね。 でもこういう方法は初めて。楽に行けるかな~。 このホテルは旅行中ずっと車を預かってくれる(無料で)。 宿泊料も思ったより安いし。このパターン、なかなかいいかもしれん。 夕刻の名神高速、ちょっと渋滞にハマリかけたけど何とか無事到着。 昨日突然お誘いしたお友達が(皆様ご存知、パグ家です)ご家族お揃いで ホテルまで来てくださった。 4ヶ月ぶりの再会でしたが、皆お元気そうで何よりでした。 そして噂には聞いていたあのお店を予約してくださっていて おいし~い夕食をごちそうになりました。 めっちゃんこ豪勢でハイカロリーなお食事でしたわ。 ヨーロッパ出張に備えてここ数日間、ちょっと節食してきたことも忘れて 遠慮なくバクバク食べてしまいましたぁぁぁぁぁ。ごちそうさま(^_^)v 桃李←お店はココ。 そうそう、パグ家はまたパグちゃんが1匹仲間入りしたそうですよU^ェ^U 今度は白パグちゃん。会えるのは来年かなぁ・・・。 9月13日月曜日 朝早く、ホテルのリムジンバスで空港に向かう。 今回のキャリアは『足穴航空』←ガハハ、わっかるかなぁ。 初めて利用するエアーです。 機内食はおいしいかなぁ、シートはどうかなぁ、映画は何かな・・・とか思いながら。 関空からソウル乗換えでドイツのフランクフルトまで。 しかしここまで来ていながら、どういうわけか私の脳内シュミレーションは 飛行機到着後がラスベガスの街になってるぅぅぅぅ、何故だぁ。 ちんじゃらちんじゃら。 ←ウソです。 ソウルまで約2時間。それでもちゃんと食事が出ました(食ったぞぉ)。 ソウルの仁川空港(新しくてキレイな空港でした)で、東京組の3人と、 一日早くソウルに行き仕事を済ませた名古屋組の2人と合流。 総勢7名揃ってフランクフルトへ向かう機上の人となる。 しっかし、ヨーロッパは遠い・・・・(* ̄ρ ̄)“はぅぅぅ 行きは特に時間がかかる。12時間近く・・・・つまらん、寝るか。 ご飯が出て、一息つくと・・お、映画が始まった、ハリポタだぜ。 うーん、キョーミなし。やっぱ寝よ。 けど寝れん。 音楽聴こう。お、日本語もあるぞ、ジャニーズっぽいな。つまらん。 なんだかんだで6時間が過ぎた。ここからが長いのだ。 持ってきた単行本を読む。2時間で読み終わった。何しよ~。 また音楽聴こう。今度はクラシックにした。やっと少し寝れた・・・・・。 シートはまあまあ。可もなく不可もなく。 びっくりしたのは食事である。 今まで機内食がおいしいと思ったのは実はBAだけ。 今までに経験したその他のキャリアはおいしいとは程遠いシロモノだったのよん。 足穴航空はなかなかおいしいと思う。 機内食にしてはちゃんとしてる。感激~~~。 食べ過ぎないようにしなくちゃ。でもほぼ完食。 パンのおかわりはガマンした。 日本が真夜中の頃、無事フランクフルト空港に到着。夕刻である。 予約しておいたレンタカー2台に分乗して郊外の常宿のホテルへ。 このホテルは2年に一度、いつもこの時期に訪れる。 今年は少し増床して広くなった。駐車場もキレイに舗装されてる。 そしていつもと変わらないスタッフの顔(*’―’*)。 オーナーのハゲ爺さん、フロントの太ったお姉さん、運転手兼なんでも係のおじさん、 そしていつもレストランでキビキビと働く小柄なおばさん。 懐かしい顔に出会うとなんだか安心するね。 レストランのギャルソンさんたちはずいぶんメンバーチェンジしている。 ここのホテルは街一番のレストランでもある。 小さな街の山の上のホテル。今年もお世話になります。 翌日からさっそく仕事。 に行くのかと思ったら朝食のとき「今日は時差ぼけ解消の日にしましょう」と部長。 おいおい・・・大丈夫かよ(笑)。ちゃんと仕事やらんかい。 なんて言える立場ではないので私は黙って皆さんについていく。 午前中、近くのホームセンターなど3軒ほど回ったところで 翌々日の夕食の予約のために途上の、とあるレストランに行った。 過去一度だけ行ったことがあるというその店にナビなしで行けるダーはすごい。 私にはとても出来ない芸当だ。 尊敬。 と言うか車の中ではずっと爆睡していた私。道なんか憶えられるはずがない。 そのレストランはなんとなんと今年300年目を迎えたと言う。びっくら。 そろそろお昼近くになっていたので、ドイツ料理を楽しむことにした。 ドイツ料理、悪口を言うつもりはありませんが、確かにそれほどおいしいものはない。 どっかんお肉、どっかんお魚などの付け合せに、どっかーーーーんジャガイモだ。 見ただけで「お腹いっぱい」になりそうだ。 でもね、ここは結構おいしかったのよ。さすが300年。 お店の中の雰囲気がとっても素敵。 外は雨だったけどテントの下でおじさんがリンゴ酒作ってた。 そして午後は半日エクスカーションに出掛けることになった。 ハイデルベルグに行くか、ローテンブルグに行くかでさんざん皆で迷った。 急に雲行きが怪しくなり、と言っても通り雨っぽかったけど。 ハイデルベルグは雨に降られるとちょっと困るので思い切ってローテンブルグへ。 片道200キロちょっと。たった半日の遠足にしてはちと遠いかな。 私は以前に一度ダーリンと一緒に行ったことがある。 ダーリンはもう何度も行っているが。他のメンバーは皆初めて。 行きの車の中で日本から持ってきたガイドブックで話が盛り上がる。 私以外は皆おっさんばかり6名・・・・なかなか怖い図だな(笑) まるで狼の群れの中の子羊ちゃんだわ(* ̄ρ ̄)“うそ さて、アッと言う間に到着(私はまた車中で爆睡だったので・・・いひひ)。 この街もあまり変わっていないわ。ドイツでは有名な観光地です。 ローテンブルグガイドブックはこちら。 中世の街がそのまま残っているようなところ。私の好きな街のひとつです。 キレイですよ~、町並みが。 皆で一通りぐるっと回ってから1時間ほど自由行動。 他の皆さんもそれぞれお買い物したり『中世犯罪博物館』行ったり。 中世犯罪博物館 ここ、ちょっとキモいので私達は行かなかったわ(ё_ё)キャハ 私達はローテンブルグでは有名なクリスマスのお店に行きました。 ここは前回も来たけど、お店がびっくりするほど大きくなってた。 ぼーっとしてなくても中で迷います(^_^;) クリスマス用のオーナメントや雑貨など所狭しと並んでいます。 皆様ご存知のシュタイフもたくさん売っていました。 それから版画のお店へ。 前回は数枚買いましたが、今回はめぼしいものがなかったので断念。 夕方、ホテルに戻りました。 すでにスペインの友人が到着していました。2年ぶりの再会かな。 これでメンバー全員集合。夕食はホテルのレストランで。 お食事はどれもまあまあおいしかったけどスープだけが塩辛かった(◎_◎) 「これすっごく塩辛いですよ」と店のお兄さんに言うと「あっそぅ」と 言われてしまった・・・・・それだけかい。 ドイツ語ご存知の方はわかると思いますが「あっそー」はドイツ語でもあります(笑) その翌日は皆さん、ちゃんとお仕事に行くことになった(*’―’*)。 皆で車に乗り、私だけ繁華街近くで車から降りた。 さてと、どこ行こっかな。ぐるっと周りを見渡すと目の前にスタバ。 何はともあれ休憩だ(休憩するほどまだ歩いてね~よ) 金融街の中にあるこのスタバはなんだかとっても洗練された感じ。 昔からのカフェ文化が浸透しているこのドイツで、 アメリカ資本がちゃんと生存できるんだなぁ・・・・と、 ひとしきり考え込んでしまった。 フランクフルトバージョンのタンブラーがほしいなぁと思ったんだけど どこにでもあるようなのしかなくて残念だわ。また探そっ。 フランクフルトってこんなとこです。ご参考までに。 夕方、ダーリンから電話が掛かってくるまでひとりで ハウプトヴァッヘあたりの繁華街でぶらぶら。 このあたりは雑貨店やデパートなどいくらでもショッピングが出来る。 ここは何度か来ているのでだいたいどこにどんなお店があるか知ってる。 でもさすが都会のど真ん中。前に来た時とはずいぶんお店が入れ替わっているわ。 私のお気に入りはキッチン用品が豊富なLoreyローライや、 生活雑貨のCri-Criクリ・クリ。WMFも要チェックだわ。 っておんなじようなお店ばっかりじゃんねー(笑)。 でもあれこれ見て歩くだけでもとっても楽しいです。 そして夕食のためのレストランを物色しておく。 そろそろアジアンなお食事にしないとね・・・(*’―’*) と言うことで繁華街から程近い通称「食いしん坊通り」にある中華料理店に決める。 仕事を終えたダーさん他オジサマ達と合流し、そのレストランへ。 どこの国に行ってもあまり外れないのが中華だわ。 それほどお高くなくて、おいしかったわ~。 アジアンな食事だと何となく安心するわね。 って私はどちらかと言うと「郷に入れば郷に従え」タイプで だいたい食べられるものならなんでもOKだけど。 さて、翌日。フランクフルト最終日となりました。 オジサマ達はまた朝からお仕事に。私はマイン川沿いで車を降り、橋を渡って ザクセンハウゼンへ。 アプフェルバインと言うフランクフルト名物のリンゴ酒で有名なエリアです。 ここも16世紀の雰囲気が色濃く残る旧市街で、 あちらこちらにたくさんの緑があって、 何も考えずにただぷらぷらとお散歩するのがとっても気持ちよいところです。 ワンコと一緒に歩けたらサイコーなんだけど。 そうそう、ドイツは他のヨーロッパの国々のご他聞にもれず、 みなさんワンコ連れで街中を闊歩しておられます。 通りを歩くと次々にいろんなわんこに出会えるんですよ▼^♀^▼ ある時、ミニリーズとすれ違いました。 「あっ!」と思って踵を返しミニリーズを連れたお姉さんに話しかけた。 「す、すみませーん、これはエアデールテリアのちっこいのですか?」と。 その瞬間、なんかちょっとリーズとは違うな~と思ったんだけど(^_^;) お姉さんは「いいえ、これは、ほにゃららテリアよ」と教えてくれた。 聞き取れなかった・・・・・なんて言ったんだぁ。 まいっか、エアデールではなかったんだ。 そういえばちっこいエアデールみたいな犬っていたような気がするけどなんだっけ。 アルバムに写真がありますので、誰か正しい名前を教えてくださいね。 ザクセンハウゼンの後は、また橋を渡って昨日のハウプトブァッヘ近くのレーマーに。 おっと、この橋を渡っている時にドイツ人女性の2人組に話しかけられたんだった。 「ちょっといいですかぁ? アナタは英語話せますかぁ?」 「はい、ちょびっとくらいなら」(いくら女性でも怖いなぁぁぁ、と思いつつ) 「日本人の方ですか?これ見てください。アナタに差し上げますぅ」 と言って一枚の紙を手渡された。 【エ○バの証人】と書いてある。全部日本語だ。(* ̄ρ ̄)“やばっ。 「さ、さ、先を急ぐ旅でござる~~~」と彼女らから離れると 「神のご加護を~~~」と言われた。 「だんけしぇ~ん」と言ってそそくさとその場から逃げたわ。 ふぅ、さてと、レーマーね。 ここはレーマー(旧市庁舎)があるところ。広場になっています。 すぐ近くにはドーム(大聖堂)も。 昨日のハウプトヴァッヘとは目と鼻の先。繁華街です。 車が通らないいつもホコ天(古っ)みたいになっていてお買い物もgood! あちこちいろんなお店を覗くと楽しいです。 今日はあまりお買い物するものが無いので、とっとと街を後にすることに。 ダーさんはじめオジサマ達は今夜、取引先の方たちと夕食をご一緒するので 私はひとり。何食べようかなぁ、るんるん。 と思っていたのだがお昼ごはんを食べたのが遅くて夕方になってもお腹が空かない。 ま、いっか、お腹が空いたら何かどこかで食べようっと。 ハウプトヴァッヘ駅からホテルのある街へ戻ろう。 ホテルのある街は電車の終点だ。乗り過ごすことも無い(^_^)v まず切符を買わないと・・・・。いきなりホームに出てしまった。 近くを歩いていたおねえちゃんに「切符はどこで買うん?」と聞いた。 「切符? 切符、買うの?」と言う。 買うよ、トーゼンじゃんね。 「ふーん、買うんだ・・・じゃ、階段上がってすぐのところに自販機があるよ」 ありがとう、を言って上に上がる。ヨーロッパの駅のシステムは 国によってずいぶん違うよな・・・ぶつぶつ。 切符の自販機は、3台あった。 しばらく様子を見ていたが誰も買わない。 やっぱり皆、無賃乗車なのか(笑) ドイツでは(すべての駅では無いですが)改札がなく、 駅員もほとんど見ない。検札はどうするんだよぉ。 聞くところによると無賃乗車も無いではないが、見つかった時の罰金が 多額になるとかで一応皆、定期券などはちゃんと買うらしい。 うん、私も旅行者だけど、切符は買わないとね。 行き先の町の駅名を探す。無い・・・・再び探す・・・・やっぱり無い。 駅員に尋ねよう。駅員見当たらず(* ̄ρ ̄)“。 仕方が無いので近くに居たドイツ人に尋ねる。 一人目・・・・・「うーん、ないね。Uバーンの終点だよね。ないね、いくらだろ」 二人目・・・・・「買ったことないからわかんないよ」 三人目・・・・・「私もちょうど今買おうと思っていたんですよ」お、ラッキ~。 でもこの人も旅行者でわからないらしい。あ~あ。 四人目、構内で工事をしていたおにいさんをつかまえた。 「あぁ、その駅ね、それはフランクフルトの中に入るから、駅名は無いの」 なんじゃそら。 つまりエリア内はすべてフランクフルト圏内となるらしい。 ホテルのある街は結構遠いのにさ。 でもやっとわかったわ(私ってただのアホだったりして)。 やっと買えた切符。地下鉄、途中から地上に出た。 なんとなく東急大井町線みたいな雰囲気があるな・・・。なんのこっちゃ 私が降りる駅のひとつ手前の駅前に大型ショッピングセンターがある。 前回ダーリンと一緒に来たところだ。うん、何か買い物していこう。 勝手に途中下車する。誰も咎めない。そして結局お買い物の後でまた 終点まで電車に乗ったが、結局誰も私が買った切符を検札してくれなかった。 なんだか、さびしーーーーー。 結局、お腹が空かなかったがとりあえず軽いものをスーパーで買った。 ドイツ名物のザワークラウト。スーパーのパック詰めでも結構イケた。 あとパンとチーズもね。ホテルの部屋で簡単に夕食終了。 翌朝はいよいよスペインに移動だ。 ホテルを出て、空港に向かう車の外気温は2℃! さっぶー。 スペインはもう少し暖かいといいなぁ・・・。 バイバイ、フランクフルトの街。次はまた2年後。 スペイン編につづく。 アルバム・ドイツ編はこちらから♪ |